クラウド録画を使用する際のセキュリティに関して
「クラウド録画」とはクラウドサービスを提供している事業者の仮想空間にネットワークを介して映像を録画保存しておく事を指しています。
ネットワーク環境が有る所であればどこからでも閲覧する事が出来る為、とても便利なサービスであると言えます。
しかしこのクラウド録画、防犯目的で使用する事もあるでしょうが、内容によってはプライバシーの侵害に関わる可能性も有ります。
またクラウドサービスを提供している事業者のセキュリティがしっかりしていないと個人情報の流出にも繋がってきてしまいます。
そうならない様にする為にも、クラウド録画を利用する場合、クラウドサービスを提供している事業者を選ぶ際にはしっかりと見極める事が必要になるのです。
利用者側はあまり意識しない事だと思いますが、インフラ整備がしっかりされているか、ウィルス対策がしっかりされているか等、事業者を決める場合には見極めポイントを持っておく必要が有ります。
更にサービスを提供している事業者のセキュリティポリシーをしっかりと確認しておく必要も有ります。
また万が一システムに障害が起きた際、預けているデータや映像がどうなるか、バックアップしてあるのかどうかと言うのも大きなポイントとなると思います。
こうした事を調べたとしても、事業者が何らかの理由で事業継続出来なくなる事が有りますし、データが何らかの理由で急に消えて無くなってしまう事も考えられます。
事業者側にセキュリティを全て委ねるのではなく、自分でもバックアップを取っておく等、セキュリティ面に関してはしっかりとしておく事がとても大切なのです。