ネットワークカメラとWebカメラは同じ機能なのでしょうか
「Webカメラ」と「ネットワークカメラ」。
名前だけ見ていると同じインターネットを使う様なイメージが有り、名前が違うだけで結果的に同じ機能を持ったカメラなのではないかと思う人が多いと思いますが、実は全然違うカメラなのです。
ネットワークカメラはそれ自体にIPアドレスが割り当てられている為、インターネットにカメラ単体で繋ぐ事が出来ます。
そうする事でネットワークカメラから撮影された映像をインターネットを経由して遠隔地からでも見る事が出来るのです。
対してWebカメラはIPアドレスを割り当てる事が出来ない為、それ単体で使用する事が出来ません。
一度WebカメラをUSBケーブル等を介してパソコンと繋ぎ、専用のソフトウェアをパソコン内にインストールし、そのソフトウェアを立ち上げてからじゃないと使用できないカメラになります。
ネットワークカメラは撮影した映像や音声をネットワーク環境内に直接保存する事が出来る為、遠隔地からでもネットワーク環境に接続できれば見る事が出来ます。
対してWebカメラはパソコン内に映像や音声を保存する様になる為、直接遠隔地から映像を確認する事が出来ないと言う様な違いが有ります。
Webカメラは防犯目的と言うよりはパソコンを介してテレビ電話の様なコミュニケーションや映像の発信を行う事が出来ますが、ネットワークカメラは主に防犯目的の映像を保存している為、コミュニケーションと言うよりは映像の確認に重きを置いている様になっています。
この様にネットワークカメラとWebカメラには違いが有りますので、よく理解した上で使用する様にしましょう。